福島県沖M7の地震で新幹線が10日止まったのは、日本の未来の先駆け

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先週末、福島県沖を震源とするM7クラスの地震が発生した。地震の影響で東北新幹線などの一部区間が10日間運休することになったそうだ。丁度受験シーズンだったことから、東北の受験生が東京に出てこれないなど広範囲に影響が出たらしい。

このニュースを見て、昔聞いた北海道出身の人の話を思い出した。

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昔は、北海道から東京に出てくるのに3日かかった

その人は、昔の仕事のクライアントだった方。団塊の世代なのでもう70代だ。北海道の中部に生まれ育ったその人が、初めて受験と進学で東京に出てきた時の話を良くしていた。今なら北海道から東京まで飛行機で1時間ちょっと。だが50年前には、なんと「3日以上」かかっていたらしい。

具体的に言うと先ず列車で「札幌」まで出るのに半日以上。そこから函館行きの急行に乗り換えてさらに半日。函館に付いたら港で数時間待機して、「青函連絡船」で青森へ。さらにそこから夜行列車にのって東京まで一晩。都合、最短で3日かかっていたそう。また山の中なんかに住んでいると、最寄りの駅までバスで数時間更にかかっていたそうだ。

インフラの老朽化と高齢化で今後は運休が長期化か

今回の地震は、2011年の東日本大震災以来の大きな地震ということで、新幹線や高速道路に大きな被害が出た。幸い津波がなかったのと、東北自動車道が生きていたいので、高速バスが利用可能で、多多くの受験生やビジネスマンは、高速バスや在来線でなんとか東京に辿り着いているらしい。

ただ今後もし巨大地震などの災害が発生した場合には、災害からの復旧がままならない事態が予想される。新幹線や高速道路などは優先して復旧されるだろうが、それでも寸断が長期化すると、物流網が滞ったり、そもそも今のように気軽に東京に出てこれなくなるかもしれない。

今回の地震では、宮城県の一部で水道が断水

また大企業が供給している電気と違って、「水道」は地方自治体が運営している。今回の地震でも宮城県の一部で「断水」が1週間程度続いたようだ。地元の職員だけでは人手不足で対応できず、「県」に応援を求めなければならなかったらしい。将来は、この「水道」もリスク要因。場合によっては、財政難等で「供給を止められる」地域も出現する可能性がある。

東北地方が東京から寸断される可能性も

そうなると、私の元クライアントが北海道から東京に出てきた、高度成長前の時代に逆戻りかもしれない。また災害が多発するようになると、「前の被害を復旧する前」に「次の災害に襲われ」て被害が累積し、最終的にその地域が「放棄される」という事態も起こるかもしれない。北海道では自治体破綻で有名な「夕張市」が、実質的にそのような状況に陥っている。

千葉市より人口が少ない秋田県

ちょっと前に「千葉市より人口の少ない秋田県」というtweetが話題になった。秋田市の人口は約98万人。同じような人口の自治体を首都圏で探すと千葉市だそう。ところが秋田県の面積は、なんと首都圏の東京、千葉、埼玉を合わせた面積と同じくらいだそう。因みに都内では世田谷区が人口約94万人で同じくらい。ちなみに都道府県で人口が一番少ないのは鳥取県で、なんと55万人しかいない。

地方の過疎地域は、これから「県ごと」切り捨てられる

こう見ていくと、将来地方の過疎地域が、「県ごと切り捨てられる」可能性も否定できない。秋田県より人口の少ない県としては、香川県、和歌山県、佐賀県、山梨県、福井県、徳島県、高知県、島根県、そして最後は鳥取県となる。すべて人口100万人未満。大都市圏に近い、山梨、佐賀や原発銀座の福井県以外は、このまま人口減少が続くと、市町村どころか「県」自体の存続も危ういかもしれない。

安易な地方への移住は危険

最近も新型コロナウィルス感染拡大を受けて、地方への移住が再流行し始めている。また、Youtubeの影響で、「山」を買うのも流行っているみたい。ただ、現状を前提に地方移住を決めると「将来とんでもないこと」になるかもしれない。今は、新幹線や飛行機が利用可能でも、十数年後には、東京まで出てくるのに3日かかるとか…。

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