リーマンショックが切っ掛けで、50歳でのセミリタイアを目標に掲げた。50歳でのセミリタイアに向けて40歳から資金作りの貯金を開始。貯金づくりの肝は節約との結論に。
貯金目標プラン
50歳から平均寿命+αの85歳まで生きると仮定して、退職金と厚生年金を除くと最低でも約2500万円が必要なことが判明。10年間で一気に貯める計画を立てた。
目標貯金額 | 2500万円 | 厚生年金、退職金以外に2500万円必要 |
貯金期間 | 10年 | 50歳でのセミリタイアを目標に40歳から10年 |
年間貯金目標 | 250万円 | |
月間目標金額 | 約21万円 |
家計簿をGoogleスプレッドシートで作成
まづ手を付けたのが、家計簿の作成。月間の収支を正確に把握で来ていないと、どれくらい貯金が可能か分からない。Googleのスプレッドシートを使って毎月の家計簿づくりをした。
- レシートを全部取っておく・・・当初は全てレシートを取っておいた
- 支払いは、なるべくクレジットカード・・・記録の保持、ダウンロードと貼り付けで労力削減
- 毎週日曜日の夜に入力作業・・・入力が溜まらないように、スケジュール化
仕分け・・・当初はざっくり以下のような仕分けをした
実際に3ヵ月家計簿をつけてみて、ざっくりとした年間の支出は下のようになった(※金額は仮定の金額で実際とは異なります)
大項目 | 中項目 | 小項目 | 金額 | メモ | |
経常支出(月間) | 固定費 | 食費 | ¥50,000 | 朝昼晩の食費、会食呑み代は含まず | |
光熱費 | ¥10,000 | 電気水道ガス | |||
通信費 | ¥15,000 | ネット+スマホ | |||
生命保険 | ¥35,000 | 生命保険、がん保険、一般傷害保険 | |||
医療費 | ¥5,000 | ||||
変動費 | 娯楽教養 | ¥10,000 | 本代∔サブスク | ||
交際費 | ¥30,000 | 会食、呑み代、休日の娯楽 | |||
被服費 | ¥10,000 | 消耗品+クリーニング代 | |||
家具家電 | ¥5,000 | 小物中心 | |||
交通通信 | ¥5,000 | 休日の交通費、タクシー代など | |||
日用品 | ¥2,000 | 消耗品以外 | |||
雑費 | ¥5,000 | ||||
消耗費 | 日用品 | ¥2,000 | 洗剤、トイレットペーパーなど | ||
住居費 | 家賃 | ¥120,000 | 都内1LDK、火災保険込み | ||
小計 | ¥304,000 | ||||
臨時支出(年間) | 旅行 | ¥200,000 | 年1回の海外旅行+国内旅行 | ||
家具家電 | ¥50,000 | 主にスマホの買替+PC関連 | |||
被服費 | ¥50,000 | 季節ごとの買替など | |||
小計 | ¥300,000 | ||||
年間支出合計 | ¥3,948,000 |
節約第一弾、固定費を中心に削減
貯金をなるべく積み増すためここから支出削減計画を実行。家賃などの固定費を中心に削減。経常支出を20万円代前半まで持っていくことが出来た。仕事を続けていくうえで必要な、自被服費や会食等はとりあえず現状維持。天引きされる社会保障や税金は減らしようがないので計算からは除外。
項目 | 前 | 後 | 削減額 | |
生命保険解約 | 3万5000円 | 8000円 | 2万7千円 | 生保解約し都民共済へ(月3300円) |
通信費 | 1万5000円 | 6000円 | 9000円 | 格安SIMへ変更 |
娯楽教養 | 1万円 | 3000円 | 7000円 | 図書館利用、サブスク解約 |
住居 | 12万円 | 8万円 | 4万円 | 思い切って家賃の安い下町に引越 |
合計 | 8万3千円 |
生命保険
最初に入った生保は、入社当初に系列会社の保険に半ば強制的に加入させられた、よくある定期付終身保険。今も入っていればお宝保険だったのだが、バブル崩壊後、経営の悪化した系列生保への協力のから途中契約変更させられてた。その後は、放置状態。冷静に考えたらバツイチで子供もいないので、高額の保証は必要なし。ただ葬式代が出ればいい。ということで掛捨ての都民共済に変更。保険料は驚きの月3300円。しかも平均三分の1が戻ってくる。ということでコストは十分の一に。
スマホ
これも節約の王道。スマホをドコモから格安SIMに変更した。よく考えたら内勤で、携帯は殆ど使わない。SNSもそんなに使わないし、ニュースを見るぐらい。いつもギガが余っていた。最近はスマホが10万近くするようになり、買替を2年ごとにすると月の負担が1万円越え。格安SIMに変更、機種変更のサイクルも2年から4年にすることで月の負担額を2000円程度に圧縮。
娯楽・教養
あまり意識していなかったが、本代が結構かかっていた。基本図書館に変更。サブスクもAmazonプライム以外はすべて解約。
住居費
引越前は都内の1LDKに住んでいた。家賃は月12万円。火災保険と更新料まで考えてると、実質13万越え。郊外も考えたが、通勤の便も考えて下町に引越し。ほぼ同じ広さで家賃8万円に。
PDCMを回しながら節約第2弾を実行
更に貯金を積み上げるために、節約第一段のPDCMを回しながら、節約第2弾の実行を模索した。
食費の削減
毎日食べるものは、ほぼ一緒。ということで、食費の細目を家計簿に入力。削減を試みるも、ストレスが溜まり断念、仕事を続けている間は自炊をする時間がなく、将来の課題に(セミリタイア後の現在は完全自炊に移行済み)。
海外旅行
臨時支出の中では、最大級の出費の海外旅行。それまで年1回のペースで長期休暇の時に海外旅行に出かけていた。無計画に直前に予約したりして、意外に費用が掛かっていた。LCC利用に切り替え、ホテルもグレードダウン。実際やってみると特にストレスはなく、旅行自体は楽しく行けた。年間10万円の削減に成功。
スマホ買替サイクルの延長
意外に高いのが、スマホ。それまで何も考えずにスマホの分割支払いが終わる2年で新型に買い替えていた。よく考えたら別にスマホに特に思い入れがあるわけでもなく、惰性で買い替えていただけ。格安SIMに変えたタイミングで、スマホの買替タイミングを4年に延長しようと試みた。特に支障なし。年間5万円だったスマホ買替費用を、半分の2万5千円に削減。
まとめ・・・後はPDCMを回すだけ
固定費の削減に成功してしまえば、あとはPDCMを回すだけ。気を付ける点は、本代が予算オーバーしない様にするぐらい。家計簿を定期的につけることを継続。順調に預金が増え始めた。
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